プレーヤーのやる気スイッチを押すペップトークとは

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どんな言葉をかけるか

 

ペップトークとは、元々アメリカでスポーツの試合前に指導者がプレーヤーに対して行う激励の「ショートスピーチ」の事なのです。

 

 

緊張などで本来の力を出し切れないなど、悔しい経験をしてきた事から生まれたのが「ペップトーク」と言われています。
ペップトークとはどのようなスピーチなのか⁉

 

ペップトーク4つのステップ

 

トークの組み立てには必ず流れがあるのです

 

受容⇒承認⇒行動⇒激励この4つのステップが最も効果的と言われています。

 

 

受容

 

まずは、プレーヤーの置かれている状況を把握する

 

特に大事な試合前などは、不安で余裕などありません
どうしても、良いイメージが出来ず不安で緊張してしまいます。
そんなマイナスな状況や感情も一度受け入れる事が大事なのである。

 

 

承認

 

不安や緊張を承認し、緊張や不安の意味づけを変える

 

「不安や緊張は悪い事ではないよ」、「真剣に取り組んできた証だよ!」
「本当に勝ちたいんだね」..........など緊張に対する意味づけを変えていきます

 

さらに、「君たちは誰よりも練習してきた」、「強くなってるよ」「自信を持っていいんだよ」など
今できている部分を承認します。

 

目に見えない不安よりも頑張ってきた事実、今あるものに目を向けさせる

 

 

行動

 

してほしい行動を伝える

 

「ベストを尽くそう」、「全力を出そう」と言った前向きな表現で
行動するイメージを作りましょう。
※決して否定的な内容は避けてください。

 

 

激励

 

背中を押す激励の言葉をかける

 

「さあ、全力で行う」「やってやろうじゃんか」「自分を信じて」など、今プレーヤーが一番欲しい言葉を言って
試合に送り出します。

 

 

これらの4つのステップは人がやる気になるメカニズムに基づいています。
ぜひ、ここぞという時の言葉がけをしてみてください。

 

 

ここぞと言うタイミング

 

ここで言う「ここぞ」とは、いつもとは違う特別な試合前の事である。
いつも使ってる言葉とは違い、ここぞでは特別な言葉が必要とされます。

 

 

ステップ 項目

①受容

マイナス部分も含め、判断もせずに「感情」や「状況」を受け入れる

緊張しているんだね、不安だよね」「強いチームが相手なんだね」

②承認 不安・緊張の意味付けを変える。さらに、「ないもの」よりも、「今あるもの」に目を向けさせる 「緊張するのは、勝ちたいと思っている証拠だよ」

③行動

「してほしい行動」の指示を与え、プレーヤーの気持ちを未来に向ける。前向きな表現で行動のイメージを作る

◎「低めを狙っていこう」
×「高めは振るな」

④激励 試合に送り出す一言、プレーヤーの状態によって「激励」と「見守る」を使い分け、プレーヤーの欲しい言葉を掛ける

「さあ、全力で戦っていこう!」(激励)
「大丈夫、自分を信じていこう」(見守る)

 

 

誰が言葉を掛けるか

 

ここまでは、プレーヤーを励ます為に「何を」言うかについて説明してきましたが、実は、「誰が」言うのかもペップトークにとって重要です。
つまり、指導者とプレーヤーとの間に信頼関係があって初めて効果的に機能します。

 

信頼関係が無い状態でペップトークを言っても、プレーヤーには「試合前だけいいことを言われてもね・・・・・」と受け取られかねません。

 

日頃の練習時からプレーヤーと信頼関係を築くことが大切です。

 

 

相手を思うあまり・・・・

 

プレーヤーには今よりももっと良くなってほしくてついついネガティブな言葉を投げかけてしまうことがあります。
こうしたペップトークの反対の言葉を”プッペトーク”と呼んでいます。

 

それは、あなたの為だからと言いつつもネガティブな言葉でプレーヤーのやる気を削いだり、説教や命令になっているトークの事です。
悪気はないのですが、今の状況を知ってほしいこともあり、改善点をズバッと伝えたり、悪いところを伝えネガティブなイメージを植え付けるなど
その言葉のイメージが頭の中に残ってしまうのです。

 

 

ペップトークとプッペトーク比較

 

それでは、ペップトークとプッペトークを例を交えて比べてみましょう。

 

 

ペップトーク

プッペトーク

いよいよ試合が明日に迫ってきた いよいよ試合が明日に迫ってきた。
今はどんな気分? 不安?緊張?

緊張してる?緊張したって意味ないぞ

でもそれは、君が本気で勝ちたいと思っている証だ。

相手チームは強いんだ。ビビってたら勝てないぞ。
だったら、うまくプレーできるかどうかも大事だけど、それ以上にみんなで気持ちを一つにしよう、そしてベストを尽くそう。 絶対にミスはするなよ。ミスしてたらチャンスは来ないぞ
思い切り楽しんでいこうぜ! 気合いを入れて!勝つぞ

 

 


いかに前向きな言葉を掛けるかがポイントとなります。
○○するなではなく、○○しようが大事となりそうです!

 

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